前回比1.3ポイント悪化 25年4~6月期の景況感 全ト協

全日本トラック協会はこのほど、2025年4~6月期の景況感(第130回速報)を公表した。業界の景況感はマイナス20.0と前回(25年1~3月期)より1.3ポイント悪化。輸送量が減少傾向に転じる中で、燃料価格の高止まりや物価高による輸送原価の上昇分を十分転嫁できず、収益も悪化傾向...
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全日本トラック協会はこのほど、2025年4~6月期の景況感(第130回速報)を公表した。業界の景況感はマイナス20.0と前回(25年1~3月期)より1.3ポイント悪化。輸送量が減少傾向に転じる中で、燃料価格の高止まりや物価高による輸送原価の上昇分を十分転嫁できず、収益も悪化傾向...
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丸運は20日、東京都江東区の同社東雲物流センターで、同社初となる水素燃料をベースとした燃料電池(FCV)トラックの納車式を開催した。納車式に出席した中村正幸社長は「カーボンニュートラル社会の実現に向けた第一歩にしたい」と述べ、引き続き環境課題の解決に力を入れていく姿勢を強調した...
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☆NX中国、北京で開かれた同国最大級の展示会「第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会」に出展
▼先日、とある国会議員の国会質疑のショート動画を見た。その議員は、トラックドライバー不足が叫ばれている中で、働き方改革で労働時間を制限しておきながら外国人ドライバーを解禁したことについて、疑問を呈していた。
▼道路貨物運送業の業務災害に係る脳・心臓疾患の労災請求・支給件数が、いずれも不動の1位であることを考え合わせると、労働時間の短縮は必要不可欠だろう。
▼一方で、外国人ドライバーの受け入れについては、安易な移民の受け入れにつながることを危惧する意見も根強い。諸外国で顕在化する移民問題を考えれば、外国人の採用を支援・実行する企業にかかる責任は、非常に重い。