収益力とROICを向上 日本事業をさらに強靭化 インタビュー 日本通運(株)・竹添進二郎社長
――就任から半年が経過しました。
新経営計画のスタートと同時に着任しましたので、計画の達成に向け何としても結果を残したいとの決意で臨んでいます。
――日本通運の果たすべき役割について。
NXグループ5リージョンのうちの一つ、という位置づけではありますが、グループの中核企業として存在感を示していかなければならないことは強く意識しています。
新経営計画は、創立100周年を迎える2037年に「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニーになる」という長期ビジョンを実現するための第2ステップという位置付けです。日本通運は日本市場において収益性を高めていくと同時に、NXグループがグローバル市場で成長していくための起点にならなければなりません。
日本国内は人口減少などの要因によって、マーケット規模が大きく成長することは見込みにくい状況にあることを前提に、持続的かつ一定以上の収益を上げられるように、さまざまな変革を進めていきたいと考えています。
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