新事業など盛り込んだ24年度計画を決定 第60回通常総会を開催 日貨協連
日本貨物運送協同組合連合会は12日、福島県郡山市のホテルハマツで第60回通常総会を開き、2023年度事業報告案などを承認するとともに、新事業となる「トラックドライバー学習支援サービス」などを盛り込んだ24年度事業計画を決定した。
総会の冒頭あいさつで御手洗安会長は、23年度はWebKIT事業をはじめとする各種事業の好調などにより安定的な決算内容となったとの認識を示した上で、高速道路関連事業については、「国土交通省道路局の壁が厚い」と指摘。大口・多頻度割引制度の実質最低50%以上の恒久化などに向け、地元の国会議員との懇談などの場で、その必要性を説明するよう出席者らに訴えた。
議事に入り、23年度事業については、日貨協連燃料共同購入制度による利用量が対前年度比約9%増となったことや、WebKITの荷物情報件数が過去2番目に多い170万件を記録したことなどを盛り込んだ報告案を承認。
24年度は①物流2024年問題に対応する協同組合活動の推進②高速道路割引制度に対する取り組み③燃料問題への取り組み④各種経済活動の推進⑤WebKIT事業の推進―を最重点施策に各種事業を展開する。
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