車両なし利用運送事業者の協会加入認めぬルールへ 第204回理事会を開催 全ト協
全日本トラック協会は7日、東京都港区の第一ホテル東京で第204回理事会を開き、物流革新に向けた政策パッケージに基づく2024年問題への対応など9本の最重点事項を盛り込んだ2024年度事業計画書案や予算書案などを承認。理事会で坂本克己会長は、多重下請け構造の是正に向け、車両を持たない利用運送事業者(いわゆる水屋)の協会加入を認めないルール作りなどを行う方針を明らかにした。
理事会の冒頭、斉藤鉄夫国土交通大臣が、能登半島地震被災地域への緊急物資輸送・保管・仕分などに対するトラック協会関係者の支援に感謝の言葉を述べるとともに、今国会に提出された貨物自動車運送事業法・物流効率化法の改正法案成立などを通じて、ドライバーの賃上げ実現などに向け全力で取り組む姿勢を強調した。
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