標準的な運賃の見直し コスト上昇分反映し約8%引き上げへ 国交省
国土交通省は7日、東京都千代田区の同省で、第3回標準的な運賃・標準運送約款の見直しに向けた検討会を開き、これまでの検討会での意見を基に作成した提言の事務局案を提示。コスト上昇分を織り込んだ標準的な運賃の引き上げなどを柱とした事務局案はおおむね了承され、第3回検討会で出された委員からの意見を反映させた上で、今週中にも提言を公表する。運賃の引き上げ率は現段階では非公表としているが、同省物流・自動車局の小熊弘明貨物流通事業課長は、同日開かれた全日本トラック協会の理事会で全国平均で8%程度引き上げる方向で調整しているとの説明を行っている。
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