「北海道新幹線札幌延伸時の鉄道物流のあり方」で検討会議を設置 課題解決方策などを整理 国交省・北海道
国土交通省と北海道は、北海道新幹線の札幌延伸に伴って生じる函館線函館~長万部間(海線)の鉄道貨物輸送に関する諸課題解決に向けた検討を行うため「北海道新幹線札幌延伸に伴う鉄道物流のあり方に関する有識者検討会議」を設置、11月27日に札幌市内で初会合を開き、学識経験者や経済団体などの関係者、JR貨物・北海道の担当者らによる検討を開始した。
北海道新幹線の札幌延伸に伴って生じる鉄道貨物輸送の諸課題については、2022年11月に国交省、北海道、JR貨物、JR北海道の関係4者の実務者レベルからなる「情報連絡会」を設置し、23年7月には海線の維持により貨物鉄道機能を確保する方向性が妥当であるとの方向性が示される一方、解決すべき課題が多岐にわたることなどから、さまざまな関係者から意見を聞くとともに、有識者を含めた慎重な検討の必要があるとされた。
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