2024年問題への対応などで大幅な増額を要求 来年度予算の概算要求 国交省
国土交通省は24日、2024年度予算概算要求の内容を公表した。10月に発足する「物流・自動車局」として初めての一般会計予算要求額は、2024年問題への対応や自動車分野のGX推進などを背景に、23年度予算額の3・59倍となる53億9300万円を求めている。
国交省全体の24年度一般会計予算要求額は23年度予算比19%増の7兆389億円で、うち「重要政策推進枠」の活用は1兆6149億円。このほか、モーダルシフト推進や宅配再配達削減などについては、予算編成過程で金額などを検討する「事項要求」として盛り込んでいる。
物流・自動車局関係では①物流の2024年問題の解決等に向けた物流の革新②脱炭素社会の実現に向けた自動車分野のGXの推進③自動車分野のDXや技術開発、人材確保等による事業基盤強化等の推進④自動車事故被害者救済、事故防止・安全対策の推進―を柱に必要な要求を行っている。
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