吉野会長の功績引き継ぎ 御手洗新体制が始動 日貨協連が通常総会・全国大会を開催
日本貨物運送協同組合連合会は14日、金沢市のホテル日航金沢で第59回通常総会と2023年度第2回理事会を開催し、任期満了に伴う役員改選で3期6年務めた吉野雅山会長に代わり、御手洗安副会長の会長昇任を決めた。通常総会後に開催された第17回トラック運送事業協同組合全国大会では、全国から会員をはじめとする関係者が集まり、持続的なトラック事業経営に向け、高速道路割引制度や燃料価格高騰問題、働き方改革への対応などについて、さらなる取り組みの重要性を再認識した。
通常総会の冒頭あいさつで吉野会長は、6年前の就任時に、日貨協連の認知度向上や会員に役立つ業務の実現を使命に組織運営に当たるとの方針を村田省蔵専務理事と確かめ合ったことを紹介した上で、「まかぬ種は生えぬ」との信念に基づいて任に当たってきたと説明。在任中にまいた種が芽を出し、新執行体制の下で諸課題の解決につながることを期待するとした。
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