荷待ち・荷役等の時間は原則2時間以内に 政府が新たなルール 持続可能な物流検討会
国土交通省・農林水産省・経済産業省は19日、対面・オンライン併用で第10回「持続可能な物流の実現に向けた検討会」を開き、最終取りまとめ案について審議するとともに、政府として発出する予定の「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者が取り組むべき事項」の案について助言を行った。取り組むべき事項案では、発着荷主に対して、「荷待ち、荷役作業等にかかる時間を原則として計2時間以内とする」などの新たなルールを盛り込んでいる。
取り組むべき事項案は、3月に開かれた「我が国の物流の革新に関する閣僚会議」で6月までに制度改革などを含む政策パッケージを取りまとめる方針が示されたことを踏まえ、政府として発出する文書の原案。制度改革には時間を要するため、2024年4月の新たな改善基準告示施行などに間に合うよう、荷主・物流事業者が早急に取り組むべき事項をまとめている。
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