パレット標準化・効率的な物流実現へ
物流DXの推進、共同化・自動化・機械化の前提となる標準化。その基軸となるパレットの標準化に向け、規格・運用の両輪で官民挙げての議論が進められている。
写真提供:日本パレットプール。
物流DXの推進、共同化・自動化・機械化の前提となる標準化。その基軸となるパレットの標準化に向け、規格・運用の両輪で官民挙げての議論が進められている。
写真提供:日本パレットプール。
日本通運はこのほど、北海道発着の危険品に対応した新たな複合輸送サービス「Sea&Rail DG」を開始した。輸送制限が多い青函トンネルを使用せず、NXグループが運航する内航船「ひまわり」と鉄道輸送を組み合わせた複合輸送サービス。
主な特徴は次のとおり。◎制限が多い青函トンネルを回避することで安定的な輸送が可能◎内航船「ひまわり」の危険品積載スペースを利用することで危険度が高い貨物の輸送が可能◎CO2排出量を削減する環境にやさしい輸送サービスで、顧客ESG経営に貢献◎2024年労働法制変更に伴う労働力不足に対応した解決策として効果的◎独自コンテナである鉄道・海上双方で使用可能なRSVコンテナを利用することで、荷物を取り出して積み替えることなく鉄道と海上の間を相互にシフト可能◎鉄道やトラック輸送と組み合わせることで、港から離れた場所でも集配の対応が可能。
☆各界年頭あいさつ
☆新春特集『パレット標準化・効率的な物流実現へ』
◎国交省パレット標準化推進分科会「パレットの標準化は2段階で取り組み、推奨規格も提示」
◎レンタルパレット各社の動向
※日本パレットレンタル「IT等で一体的提供、多様な業種、地域の企業つなぐ」
※日本パレットプール「利便性の高さ強みに、全国約200のデポ数」
※ユーピーアール「スマートパレット拡大へ、アクティブRFIDタグ装着」
☆臨海鉄道特集・名古屋臨海鉄道『コロナ禍で実績苦戦も、認知度向上に意欲示す』
☆JR貨物が3月18日ダイヤ改正の内容発表、特積み等の要望に対応し、ブロックトレインの利便性向上へ
☆23年度予算案が閣議決定、国交省関係ではエネ特会計を活用したEVトラック等導入支援など
☆ヤマト運輸、三条市や三条市立大学と活性化・寄付講座で相次ぎ協定締結
☆日立物流が世界SCM協議会で3位に入賞、日本企業では初
☆東ト協、グリーン・エコプロジェクトでトップランナー賞9社と環境委員長賞5社を表彰
☆東ト協、児童絵画コンテストで3年ぶりの表彰式を開催
☆国交省、事前届け出等を条件に23年1月から乗務後の自動点呼実施可能に
☆JPRの納品伝票電子化・共有システム、SIPスマート物流サービスの物流情報標準メ
ッセージと連携可能に
☆ヤマト運輸、サステナブル実現でアダストリアとパートナーシップ協定締結
☆トナミ運輸が氷見市と災害時協定を締結、単独では初のケース
☆国交省などがグリーン物流パートナーシップで10件の取り組みを表彰
☆国交省、国際物流の多元・強靭化に向けた実証輸送の公募開始、1輸送100万円を補助
☆各社・団体の2022年トピック