グリーン物流パートナーシップ優良事業者の大臣表彰など決定 22日に表彰式開催 国交省・経産省
国土交通省と経済産業省は8日、2022年度物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を公表。国交省・経産省とも、大臣表彰1件、局長級表彰3件(物流DX・標準化表彰、物流構造改革、強靭・持続可能の各部門各1件)、グリーン物流パートナーシップ会議特別賞1件を表彰することを決定した。22日に開催の「グリーン物流パートナーシップ会議」で表彰式が行われる。
国交大臣表彰を受賞した鈴与、富士フイルムロジスティックス、サッポログループ物流、南光運輸、MGCウッドケム、ユニリーバ・ジャパン、ライオン、PALTAKの8社による「異業種連携による中間拠点を起点にした中継輸送等の推進」では、輸送の起点を中間に置くことで空走距離を最大限短縮した中継輸送を実現。①統合配車センター機能と自動配車シミュレーションの活用②2拠点中継輸送③フェリー輸送と陸送の組み合わせ運行④戦略車両の投入―を実施して実車率の高い往復運行と車両使用台数削減によりCO2排出量を削減した。
経産大臣表彰を受賞したホンダアクセスほか4社による「Honda純正アクセサリーの九州地区供給モーダルシフト」では、鉄道輸送へのモーダルシフトと輸送容器の導入により、ドライバーの長距離運行・荷役作業削減と環境負荷低減を実現した。
そのほかの受賞事業概要は表のとおり。