インタビュー (株)押入れ産業社長 森田浩史氏
パーパスを経営理念に、事業・組織・意識改革に着手し新たな事業領域の創出へ
――昨年4月、社長に就任され、この1年半を振り返って。
事業・組織・意識の三つの改革に取り組み、やるべきことに一つ一つ対処してきた、というのが率直な感想です。
当社は本年、創業35周年を迎えます。トランクルームサービスをフランチャイズで運営する、当時としては非常に新しいビジネススタイルだったのですが、この間、社会環境が大きく様変わりした中にあって、トランクルーム事業はあまり変化していないと受け止めています。そこで、事業の改革として、時代に即したサービスメニューの開発等、トランクルームの新たな方向性を検討してきました。
二つ目の組織の改革では、責任・役割・評価を明確に行う人事制度を導入し、三つ目の意識の改革では、5年先、10年先の会社のあるべき姿を目指して、若手メンバーを中心としたプロジェクトチームを編成し検討を進めています。
この三つの改革の前提として、自社の存在意義を明確化し、社会に与える価値を示す「Purpose(パーパス)」を軸にして企業活動を行い、社会に貢献していくことを理念に掲げました。
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