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2022年8月29日付 2900号

インタビュー 日本貨物鉄道(株)代表取締役社長・犬飼新氏
改定収支計画の達成へ オーナーシップ意識で各自が職責果たす

 ――就任から1ヵ月あまりをどのように過ごしてきましたか。

 主にあいさつ回りです。通運事業者各社にうかがったほか、来社いただいたお客さまに対応しています。JR旅客会社にもごあいさつをしております。荷主の皆さまにも早く回りたいと思っているところです。

 現場に関しては、毎年恒例で経営陣が手分けして各地を視察する夏季の安全総点検の中で、私は北海道担当として札幌貨物ターミナルなどを訪れました。お盆明けにも関西・四国方面に行く予定(編注=インタビューは8月9日に実施)で、全現場訪問を目指して計画しているところです。

 記事全文は電子版から。

富山県事業の水素燃料フォーク実証に第1号として参画 トナミ運輸

水素充塡の様子、充塡は3分程度で終わる

 トナミ運輸(綿貫勝介社長)は22日、富山水素エネルギー促進協議会(山口昌広代表理事)の水素燃料(FC)フォークリフト導入実証事業に参画し、富山市の同社富山支店で報道関係者向けのデモンストレーションを行った。

 協議会が富山県から委託を受けて行っている事業で、FCフォークリフトの新規需要創出によるカーボンニュートラルの実現を目的に、県内に事業所がある法人企業を対象としてモニター事業者を募集。第1号のトナミ運輸を含め農業協同組合や金属メーカーなど10社が参画し、各社が実際に1週間程度トヨタ製のFCフォークリフトと簡易水素充塡機を使用することで、コストや運用面の課題などを抽出する。

 記事全文は電子版から。

今週掲載トピック一覧

  • ☆インタビュー-日本貨物鉄道(株)代表取締役社長・犬飼新氏
    ☆経済と物流の表裏分析(43)『世界経済の不透明感さらに拡大』

  • ☆三井倉庫HDがCO2排出量簡易算定ツールの関連技術で特許出願
    ☆サントリーロジスティクスが大王グループと長距離輸送効率化、パートナー増も検討
    ☆国交省が交流審部門の物流政策を自動車局に移管へ
    ☆陸災防、荷役作業の安全対策の報告書がまとまる
    ☆JR貨物、ブルボンの公式キャラクター「プチクマ」をラッピングした全通の31フィートクールコンテナ出発式
    ☆トナミ運輸ほか、中京~関東間の幹線輸送で国内初のリニューアブルディーゼル実証利用開始
    ☆運輸労連東京が定期大会、22春闘に一定の評価もさらなる改善目指す
    ☆SBS東芝ロジがパッケージングコンテストで最高賞含むトリプル受賞

今週のユソー編集室

  • ▼31日に各省から財務省への来年度予算概算要求が締め切られる。国土交通省は25日に内容を公表しているが、併せて示された組織・定員関係では、これまで総合政策局の公共交通・物流政策審議官(交流審)部門が所管していた物流政策を、自動車局に移管するとの要求が盛り込まれている。
    ▼物流の太宗を担うトラックを所掌する自動車局が物流全体を受け持つことについては、国交省の物流政策強化に対する「意気込み」の表れと見る向きもある一方、交流審部門が公共交通政策に集中するためとの見方もささやかれ、真偽のほどはわからない。
    ▼理由はどうあれ、これまで以上にダイナミックな物流政策を期待したい。

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