インタビュー (一社)日本パレット協会会長 加納尚美氏
パレット標準化推進へ 社会と結びつける協会の発信力を強化
――パレット標準化推進分科会で11型を推奨する「中間とりまとめ」が公表されました。
官民物流標準化懇談会のパレット標準化推進分科会が昨年9月にスタートし、計4回の会議を経て、本年6月に「中間とりまとめ」公表に至りました。
メンバーとして分科会に参画させていただき、パレット標準化の実現に向けた活発な議論がなされたことを実感していますし、これからパレットを効率的に利活用いただくための運用等を議論する各論へ入って行くに当たり、「中間とりまとめ」は充分な総論になったと考えています。
過去50年以上にわたり行われてきたものの進展が見られなかった「パレット標準化議論」の反省と、「2024年問題」に何らかの対策をすべき、という責務が分科会で共有され、特に「2024年問題」という喫緊のテーマに対して『これからパレット化を図る事業者に推奨する規格(平面サイズ):1100ミリメートル×1100ミリメートル』を提示できたことは大きな成果と受け止めています。
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