東京レールゲートEASTが満床状態で稼働へ JR貨物
JR貨物(犬飼新社長)は22日、東京都品川区の同社東京貨物ターミナル駅構内に建設していたマルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」の竣工式を現地で開催した。
敷地面積7万6493平方メートル、建物が鉄骨造(一部コンクリート充塡鋼管構造)5階建て・延べ床面積17万4405平方メートルの規模。賃貸床面積は14万7014平方メートルで、ダブルランプウェイを設置している。ホーム側の北側バースは床面強度を高め12フィートコンテナ用フォークリフトが乗り入れできる仕様となっており、冷蔵庫(5度)・冷凍庫(マイナス20度)対応可能エリアも設けている。
BELS(建築物エネルギー性能表示制度)の五つ星評価を取得しており、屋上に太陽光発電設備を設置し施設共用部で必要な電力の6割相当を賄うほか、人感センサー付きLED照明の採用、電気自動車充電スタンドの設置など、さまざまな環境配慮を施していることに加え、免震構造の採用や72時間の非常用発電装置設置など、BCP対応も図った。三井不動産が開発の企画立案、テナント誘致を行っており、竣工後の施設運営・管理も担当する。
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