2050年にCO2排出ゼロへ環境長期目標を発表 JR貨物
JR貨物(犬飼新社長)は13日、2050年度にグループのCO2排出量の実質ゼロを目指す環境長期目標「JR貨物グループ カーボンニュートラル2050」を発表した。
同社は「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げる社会に提供する価値の一つとして「グリーン社会の実現」に取り組んでおり、今後貨物鉄道の環境特性をさらに高めた輸送サービスを提供することで顧客の物流におけるCO2削減に貢献し、貨物鉄道の利用促進や物流全体の脱炭素化、政府が掲げる50年のカーボンニュートラルなど、グリーン社会の実現に貢献していくとしている。
目標では13年度のJR貨物単体のCO2排出量60万8654トンを基準とし、30年度にJR貨物単体で50%削減、50年度にJR貨物グループ全体で実質ゼロを目指していく。最新となる20年度のCO2排出量実績は、JR貨物単体で47万1251トン(13年度比77・4%)、グループ全体で51万324トンとなっている。
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