ロボット等による点呼は来年1月施行へ 国交省
国土交通省は23日、運行管理高度化検討会の2021年度第3回検討会を開き、ドライバーの乗務後にロボット機器等で点呼を行う「乗務後自動点呼」の機器・システム要件を取りまとめるとともに、施行時期を23年1月とするスケジュール案を承認した。
検討会では、自動点呼の導入に向け実証実験などを行ってきたが、機器の異常や飲酒検知をはじめとするトラブルへの対応、運転者に対する指導機会確保などの観点から当面は、運行管理者等が非常時に対応できる「条件付き点呼自動化」を認めることとし、23年1月の制度施行時点では乗務後の点呼に限って導入を可能とする。
機器での点呼時に運行管理者等は立ち会う必要はなく、別室でほかの業務を行うことも可能だが、機器に異常が発生した場合などに、すぐに対応できることが求められる。
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