「東京プロジェクト」の一環となる東京支店が竣工 第一貨物
第一貨物(米田総一郎社長)は2日、「東京プロジェクト」の一環となる、東京支店を竣工させた。
東京プロジェクトは、2大旗艦店である東京支店の新築移転、山形支店の移転統合などを柱とする総額約280億円の大型設備投資計画。東京支店については、江東区東雲の旧支店が建築後52年を迎え、老朽化対策や地価相応の高度化利用などの課題があったため、新築移転したもの。旧支店の土地と建物は、大和ハウス工業に売却する。東京支店の竣工により、同プロジェクトは完了した。
新支店は、東京都江東区塩浜1の2の2に所在する、大和ハウス工業「DPL江東深川」内に入居。敷地面積は3万6882平方メートル、建物は倉庫棟7階建て・延べ床面積13万8160平方メートルで、第一貨物は2階部分の1万8460平方メートルを区分所有する。同社では、免震構造の採用や大部分がインドアスペースであることなど、サービス向上も期待できるとしている。
竣工に併せ、旧支店に隣接するビルに入居していた営業本部も新支店と同一敷地内に移転。東京支店は14日から、営業本部はきょう7日から、それぞれ営業を開始する予定としている。