NXグループ 来年1月の組織・役員陣容を発表グループ118社の社名変更も
日本通運(齋藤充社長)は16日、来年1月4日の持ち株会社「NIPPON EXPRESSホールディングス」への移行に向け、組織体制、役員人事、グループ会社の社名変更等について発表した。経営計画『日通グループ経営計画2023~非連続な成長(Dynamic Growth)~』に掲げる長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、グループ経営の一層の強化と各事業の専門性と競争力を高め、グループの持続的な成長と企業価値向上を図るための新たな経営体制が年明けに始動する。
組織体制では、持ち株会社の組織設計について、持ち株会社としての役割である経営戦略機能、コーポレートマネジメント機能、リスクマネジメント機能、グローバル事業推進機能に対応した4本部体制を取る。 事業会社となる日本通運の本社組織については、現在の部門を廃止するとともに、本部についても7本部から6本部へと見直し、組織の効率化を図る。また、海外ブロックは持ち株会社の直下に配置する。
役員人事では、持ち株会社に渡邉健二代表取締役会長、齋藤充代表取締役社長、堀切智代表取締役副社長が就任するとともに、近藤晃専務執行役員が副社長執行役員に昇格する。日本通運は齋藤代表取締役社長、堀切代表取締役副社長が就任し、近藤専務執行役員が代表取締役副社長、中村栄一専務執行役員が代表取締役副社長に昇格する。
グループ会社の社名変更では、日通商事のNX商事への社名変更をはじめとする国内関係会社43社、米国日本通運のNXアメリカへの社名変更をはじめする海外関係会社75社、合計118社の変更を行う(一部会社は変更予定時期が異なる)。