西濃運輸と福山通運、3月に混載と専用BTで運転開始 JR貨物FL
西濃運輸(小寺康久社長)、日本フレートライナー(FL、和氣総一朗社長)、福山通運(小丸成洋社長)、JR貨物(真貝康一社長)の4社は17日、積合せ輸送のブロックトレイン(BT)について、3月から運転を開始すると発表した。
BTは、これまで専用列車と呼ばれていたもので、編成の全部(専用BTと呼ぶ)または一部(混載BTと呼ぶ)を貸し切る列車で、往復輸送や長期契約などが条件となる。
西濃運輸は名古屋タ~福岡タ間で、混載BTとして3月29日から運転開始。同社のBTは「カンガルーライナーSS60」に続き2往復目。FLは受託人として駅頭での貨物積載を担当する。
24両編成のうち16両を利用し、1列車当たり31フィートコンテナ22個と20フィートコンテナ10個を積載する。
CO2排出削減量は、年間5722トンを見込む。
福山通運安治川口~盛岡タ間で、4往復目の専用BT「福山レールエクスプレス」として3月23日から運転を開始する。
20両編成で1列車当たり31フィートコンテナ40個を積載。
CO2排出削減量は、年間1万3153トンを見込む。