幹線輸送スキームの構築、新たに6社が参画 合計15社体制に NLJ
日野自動車(下義生社長)の子会社であるNEXT Logistics Japan(NLJ、梅村幸生社長)は1日、ギオン(祇園義久社長)、鴻池運輸(鴻池忠彦社長)、鈴与(鈴木健一郎社長)、日清食品ホールディングス(安藤宏基社長)、日本製紙物流(大市哲也社長)、ブリヂストン(石橋秀一CEO)の6社を新たなパートナーとして迎えると発表した。
6社は合計7300万円をNLJに出資する。
NLJはこれまで、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる社会課題の解決」に向け、アサヒグループホールディングス、江崎グリコ、千代田運輸、トランコム、ニチレイロジグループ、日本梱包運輸倉庫、日野自動車、三菱UFJリース、ユーネットランスの9社とともに、各社の専門的な知見・技術を活用し、幹線輸送スキームの構築を進めてきた。
今後は、今回参画を決めた6社を加えた計15社で、世の中のさまざまな荷主・運送事業者が広く活用できるスキーム構築への取り組みを、一層強化・加速する。
今回加わったパートナー各社との主な取り組みは次のとおりとなっている。
◎ギオン=クロスドック拠点開発での協業および輸送オペレーションノウハウの知見活用◎鴻池運輸=最先端物流施設のテクノロジーを活用したクロスドック拠点の自動化技術ノウハウ活用推進◎鈴与=豊富なトレーラー輸送知見などを活用した幹線輸送オペレーションの確立◎日清食品ホールディングス=グループ内の多様な食品類の輸送を通じた各種混載パターンの拡大◎日本製紙物流=多様な紙製品の輸送を通じた軽重混載パターンの拡大、および幹線輸送におけるクロスドック拠点の活用◎ブリヂストン=特殊荷(タイヤ等)輸送ノウハウの確立、デジタルの活用によるタイヤを起点としたソリューションの提供―。