新型コロナに立ち向かう
コロナ禍の中、運輸労連に全国から寄せられた応援メッセージの数々。
ソーシャル産業の一つとして、物流業界では新型コロナウイルスに立ち向かい「物流を止めない」懸命な努力が続けられている。
コロナ禍の中、運輸労連に全国から寄せられた応援メッセージの数々。
ソーシャル産業の一つとして、物流業界では新型コロナウイルスに立ち向かい「物流を止めない」懸命な努力が続けられている。
日本通運(齋藤充社長)は12月23日、新たな医薬品サプライネットワーク構築の核として新設する国内4拠点(東日本・西日本・富山・九州)のうち、10月に竣工した九州医薬品センターに続き2拠点目となる西日本医薬品センターの竣工式を実施したと発表した。
大阪府寝屋川市に完成した新拠点は、敷地面積3万2356平方メートル、延べ床面積6万3564平方メートル、鉄筋コンクリート+鉄骨造地上4階建ての規模で、免震構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備などを備える。同社が保有する国内の倉庫では、2017年1月竣工のTokyo―C―NEXに次ぎ、1月竣工予定の東日本医薬品センターと並び2番目の規模となる。
特長は◎規範としてGDP(医薬品の適正な流通基準)をクリア◎安全・確実なオペレーションを確保するため入荷エリア、保管エリア、出荷エリアを明確に区分し、入荷用と出荷用の専用エレベーターをそれぞれ設置◎入出荷作業の際の防虫管理とセキュリティのために、トラックドック、前室、エアシャワーを配置◎定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリアなどサプライチェーンのあらゆるニーズに対応◎保管エリアは温度、セキュリティを総合監視◎災害等に備えた、免震構造および非常用発電設備の設置―など。
九州医薬品センターとともに西日本エリアへの供給拠点としての機能に加え、関西国際空港へのロケーション優位性を生かした原料、原薬の輸入や製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えた戦略的拠点として位置付けている。
☆各界年頭あいさつ
☆新春特集『新型コロナに立ち向かう』
◎吉野雅山日貨協連会長インタビュー「ITの導入を通じて会員の経営を支援」
◎真貝康一JR貨物社長インタビュー「油断をせず前向きに困難を乗り越える」
◎栗栖利蔵ヤマト運輸社長インタビュー「宅急便個数の急増に社員が頑張り対応」
☆臨海鉄道特集・衣浦臨海鉄道『半田埠頭駅で説明会、地元の認知度アップへ』
☆国交省が次期物流大綱検討会開催、「送料無料」の見直しは最終提言から削除
☆ヤマトHDがJAXAと共同で空陸両用貨物ユニットの空力形状を開発
☆SGLなど3社、AutoStoreとピースピッキングロボット連携の実証実験開始
☆日通が標準的な運賃踏まえ貸切運賃を改定、1日から実施
☆国交省の21年度予算、運行管理の高度化は前年度比88%増額
☆国交省物流部門の21年度予算、物流DX・非接触など支援メニュー拡充