21メートルダブル連結トラック グループ会社のバンテックが静岡県~京都府間2台運行開始 日立物流
日立物流(中谷康夫社長)は22日、グループ会社のバンテック(児玉幸信社長)が、静岡県~京都府間でダブル連結トラックの幹線輸送を開始したと発表した。
導入されたダブル連結トラックは全長21メートルの車両2台。大型トラック2台分の貨物を輸送できることから、ドライバー1人当たりの輸送効率が大幅に向上するとともに、CO2排出量の削減が見込める。また、静岡県と京都府から各1台が出発し、途中の新東名高速岡崎サービスエリアでドライバーが交代して出発地に戻ることで、働き方改革につなげる。
運行開始に当たっては、バンテックの安全GK推進部がドライバー向けの教育を実施。車両構造や特性に対する理解を促すとともに、連結部分の着脱訓練や一般道・高速道路での走行訓練を実施してきた。
今後は、運行を開始した2台の状況を見極めた上で、増車などを検討していく方針。