インタビュー 日本貨物鉄道(株) 真貝康一代表取締役社長
鉄道基軸の総合物流企業へ 安全最優先に経営基盤築く、顧客と現場を軸に
今年6月に就任したJR貨物の真貝康一社長。西日本豪雨災害への対応や、総合物流企業を目指す新社長としての抱負などを聞いた。2週連続で掲載する。
――新社長としての 抱負は。
先端技術の発展や労働力不足、少子高齢化の進行、産業構造の変化など、昨今、産業・社会の大きな変化が起きています。そうした中、「安全」というお客さまからの信頼の基盤を最優先し、新しい時代に合致した「鉄道輸送を基軸とした総合物流企業グループ」を目指し、会社が取り組んでいる変革をスピードアップし、確固たる経営基盤を築いていきたいと思っています。
貨物鉄道輸送は、明治以降140年余にわたって積み上げてきた、社会や経済にとって必要不可欠な、同じものを二度と作り上げることができない、インフラ資産・ノウハウの集積です。そのインフラやノウハウを生かし、時代の大きな変化の中で、物流・サプライチェーンの中での当社グループの役割を高め、さらに企業価値を増進させ、将来に向けて発展させたいと考えています。
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