発信力を高める年に 新年の物流を語る会、正副会長らが働き方改革と生産性向上を展望 物流連
日本物流団体連合会(田村修二会長)は24日、東京都千代田区の海運クラブで「新年の物流を語る会」を開催、正副会長をはじめとする幹部が、それぞれ業界の展望等について語った。世界的好景気を背景に、本年は各業界ともおおむね堅調な荷動きを予想する声が多かった一方、幅広い業界で労働力不足も指摘され、生産性向上や適正運賃収受の必要性を強調する声も目立った。
冒頭あいさつで田村会長は、少子高齢化と現場の長時間労働等が物流業界の労働力不足に拍車を掛けていると指摘した上で、働き方改革の実現と生産性向上を同時に実現することが、労働力の確保につながるとの認識を示し、「本年は行政の施策も出揃いつつあることから、官民連携で物流連の発信力を高める年にしたい」と抱負を語った。
引き続き、坂本克己全日本トラック協会会長、渡邉健二全国通運連盟会長長、小比加恒久日本内航海運組合総連合会会長、武藤光一日本船主協会会長ら物流連の各副会長が発言した。
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