インタビュー 日通商事㈱代表取締役社長 新居 康昭
新経営計画 「ALOZ2018経営3ヵ年計画~成長への礎~」スタート 事業の専門性さらに高める

5月1日付で就任した新居康昭日通商事社長。今年度からスタートした新経営計画「ALOZ2018経営3ヵ年計画~成長への礎~」を柱に事業戦略・方向性について聞いた。
―社長に就任されて約2ヵ月が経たれました。
当社は日本通運グループの子会社の筆頭会社であり、就任当初は重責を感じていましたが、お客さまにより近いところで「積極的にマーケットに打っていける」という、おもしろさがある会社だと感じています。
現在、業務ヒアリングやお客さまへのごあいさつに伺っている最中でして、8月中旬までには国内主要拠点とアジアの一部現地法人を臨店する予定で、しっかりと当社の「現場力」を把握したいと思います。
「基盤づくりと方向性を見定めていく」
―新経営計画「ALOZ2018経営3ヵ年計画~成長への礎~」がスタートしました。
新経営計画は、前計画の三つの大項目「事業構造の改革」「国際関連事業の拡大」「経営基盤の強化」を引き継ぎながら、さらに一段階進めることを目標とし、基本方針には「事業の専門性を高め、戦略的投資を通じて、社会インフラである物流を核にグローバル経済を支える企業へと変革を図る」ことを掲げています。
名称に「成長への礎」と銘打ってありますように、前計画「ネクストステージ」の延長線上に立ち、取り組んできた各種施策をベースに、3ヵ年という期間中に「基盤づくり」と「方向性」を見定めていく考えです。
同時に「日通グループ経営計画2018―新世界日通。―」がスタートし、重点戦略の「機能強化」の一つの柱に「グループ経営の強化」が掲げられています。日通商事として、その役割をしっかりと認識し、今次計画を推進していきたいと考えております。
―数値目標は。
最終年度「営業利益80億円」と設定しています。15年度実績比16億円の増益を図る計画です。目標を完達し、日通グループ新経営計画のセグメント「物流サポート」で貢献できるよう最大限取り組む決意です。
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