安全性優良事業所(Gマーク)の申請、更新が大幅増加 全ト協
全国貨物自動車運送適正化事業実施機関の全日本トラック協会(星野良三会長)は、2015年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の「安全性優良事業所」(Gマーク)認定申請の受け付けを今月1日から14日まで、地方貨物自動車運送適正化事業実施機関(各都道府県トラック協会)を通じて行ったが、申請資格要件等をクリアした8420事業所の申請を受理したと21日発表した。今後評価基準に基づき申請書類の厳正な審査を行い、12月中旬には「安全性優良事業所」を認定・公表する予定。
申請受理事業所のうち、新規申請は2264事業所で、全社的にGマーク認定取得を進める大手事業者からの申請があった前年度に比べ518事業所の減少となったが、前々年度(13年度)比では340事業所増加している。
更新申請は6156事業所で、1061事業所の大幅な増加となっているが、今年度から4回目更新の事業所の申請が始まったことによるもの。内訳は、初回更新が1625事業所の239事業所減、2回目更新が2183事業所の330事業所増、3回目更新が1133事業所の245事業所減、そして前年度には申請のなかった4回目更新(11年度3回目更新申請で認定された事業所に係る更新申請)が1215事業所の1215事業所増。