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2015年7月27日付 2573号

安全性優良事業所(Gマーク)の申請、更新が大幅増加  全ト協

 全国貨物自動車運送適正化事業実施機関の全日本トラック協会(星野良三会長)は、2015年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の「安全性優良事業所」(Gマーク)認定申請の受け付けを今月1日から14日まで、地方貨物自動車運送適正化事業実施機関(各都道府県トラック協会)を通じて行ったが、申請資格要件等をクリアした8420事業所の申請を受理したと21日発表した。今後評価基準に基づき申請書類の厳正な審査を行い、12月中旬には「安全性優良事業所」を認定・公表する予定。

 申請受理事業所のうち、新規申請は2264事業所で、全社的にGマーク認定取得を進める大手事業者からの申請があった前年度に比べ518事業所の減少となったが、前々年度(13年度)比では340事業所増加している。

 更新申請は6156事業所で、1061事業所の大幅な増加となっているが、今年度から4回目更新の事業所の申請が始まったことによるもの。内訳は、初回更新が1625事業所の239事業所減、2回目更新が2183事業所の330事業所増、3回目更新が1133事業所の245事業所減、そして前年度には申請のなかった4回目更新(11年度3回目更新申請で認定された事業所に係る更新申請)が1215事業所の1215事業所増。

日系初のマレーシア発日本向け小口ハラール食品海上混載サービス  日本通運

 日本通運は17日、日系物流企業初となる小口のハラール食品を対象としたマレーシア発日本向けの海上混載輸送サービスを開始した。
 特長は◎コンテナ1本に満たない小口のハラール食品を混載で輸送◎マレーシア国内の集荷、日本までの海上輸送をハラール専用車両・専用コンテナで実施◎マレーシアでの積み込みはポートケラン北港埠頭公社が所有するケラン港内のハラール認証倉庫施設で実施。

今週掲載トピック一覧

  • 夏季第2特集
    ☆巻頭インタビュー、レンタル収納スペース推進協議会・多田充伸代表理事『東京三多摩地区の違反コンテナの取り締まり強化を歓迎、業界の健全な発展へ』
    ☆グローバル版業界地図2015
     日本通運グループ
     ヤマトグループ
     SGグループ
     近鉄エクスプレスグループ
     日立物流
     郵船ロジスティクスグループ 

  • ☆全ト協が16年度税制改正・予算要望、高速多頻度割引50%の恒久化や旧暫定税率廃止など盛り込む
    ☆社整審・交政審合同環境部会、気候変動への適応策や鉄道貨物輸送障害対策など検討
    ☆三井倉庫藤岡社長が中期経営計画の記者説明会、営業キャッシュフロー200億円へ

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