2014年度のGマーク事業所申請が前年度比32%の増加 全ト協
全国貨物自動車運送適正化事業実施機関の全日本トラック協会は、1日から14日まで2014年度貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)の申請受け付けを行ったが、資格要件等をクリアした7878事業所の申請を受理したと22日発表した。
前年度にはなかった3回目更新事業所の申請があったことなどから、前年度比1896事業所(31.7%)の増加となり、11、12年度並みの申請件数に戻った。地方貨物自動車運送適正化事業実施機関(各都道府県トラック協会)を通じて申請を受け付けた。
受理した申請のうち、新規は2783事業所で859(44.6%)増と大幅に増加。その要因として、Gマーク認定取得を全社的に進める大手事業者からの申請がまとまってあったことをあげている。更新も5095事業所で1037(25.6%)増と大幅に増加。これは前年度になかった3回目更新事業所の申請があったことによるもの。このうち初回更新は1864事業所の635(25.4%)減、2回目更新が1853事業所の294(18.9%)増、3回目更新が1378事業所の1378増となっている。
評価基準に基づき厳正な審査を行い、今年12月下旬にはGマーク事業所を認定・公表する予定。