13年度宅急便実績は過去最高を更新、24年ぶり2桁伸長に ヤマト運輸
ヤマト運輸(山内雅喜社長)はこのほど、3月の小口貨物取扱実績をまとめたが、2013年度全体の宅急便実績は、過去最高を記録した12年度の14億8753万5400個を大きく上回り、過去最高記録を更新した。
13年度の実績は、宅急便が16億6587万969個の前年同期比112.0%、メール便が20億8483万1609冊の98.7%となった。
宅急便はアマゾンなど大口ネット通販顧客を取り込んだ効果が大きく、特に消費税増税前の駆け込み需要から、3月末に向けて当初の想定を上回る取扱量になったものとみられ、今年1月に発表していた予想数値の16億4100万個も上回る結果となった。宅急便の年度実績が2桁伸長を記録したのは、1989年度の117.9%以来24年ぶりのこととなる。
3月単月でみると、宅急便が1億4387万844個の119.8%。クロネコメール便が1億7346万4909冊の96.2%となった。