2013年3月末現在のトラック事業者数、6万3千者切り3年ぶり減少に 国交省
国土交通省は12日、今年3月末時点での貨物自動車運送事業者数を公表。2年連続で増加していた事業者数は、3年ぶりに減少に転じ、全国の事業者数は6万2910者と6万3千者を切った。また、車両数は134万3585台で前年度に比べ0.7%増加した。
事業者数を業種別にみると、特積みが280者の3.4%減、一般が5万7440者の0.3%減、霊きゅうが4623者の0.6%増、特定が567者の5.2%減。特積みと一般の参入・撤退の内訳は、特積みが参入3者に対し撤退13者、一般が参入1143者に対し、撤退1303者となっている。
事業者数を車両数別にみると、10台以下が57.1%で最も多く、次いで、11~20台が20.8%となっており、20台以下が約8割を占める。以下、21~30台が9.4%、31~50台が6.9%、51~100台が4.3%、101~200台が1.1%、201~500台が0.3%、501台以上が0.1%で台数が多いほど割合が小さい。
資本金別では、100万円以下が3.6%、300万円までが17.7%、500万円までが11.3%、1千万円までが32.9%、3千万円までが22.1%、5千万円までが3.8%、1億円までが1.6%、3億円までが0.5%、3億円超が0.4%、その他が6.1%。
運輸局別では、関東が6万1484者で最も多く、以下、近畿の2万6273者、九州の1万5627者、中部の1万4773者、中国の9708者、東北の9201者、北陸信越の7657者、北海道の5930者、四国の4846者、沖縄の828者の順。車両数は、関東の8万8832台、近畿の4万4791台、中部の2万5795台などの順となっている。