24年度のWebKITは荷物情報が過去最高の63万件台に 全ト協、日貨協連
全ト協と日貨協連は11日、求荷求車情報ネットワークシステムWebKITの24年度稼働状況(確報)をまとめた。求車の荷物情報登録件数は前年度比14%増の63万件台、その成約件数も7%増の12万件台で、ともに過去最高を記録した。
24年度の荷物情報件数は、4月に前年を下回ったものの、5月以降11ヵ月連続で前年水準を上回った。25年3月には単月で過去最高の7万4943件を記録。12月はこれに続く7万1218件だった。この結果、年間では13.9%増の63万4610件となった。その成約件数も5月以降11ヵ月連続で前年水準を上回り、年間では3.3%増の13万5100件を記録。成約率は1.0ポイント減の19.4%となった。
一方、24年度の求荷の車両情報件数は、4、8、9月と25年3月の各月で前年水準を下回ったこともあって、年間では3.3%増の13万5100件にとどまった。これは22年度の14万4170件を9千件ほど下回っている。その成約件数は、10、12月、25年2月の各月が前年水準を下回り、4.8%増の1万367件となった。成約率は0.1ポイント増の7.7%となっている。